はじめに
 神奈川県立こども医療センターの心疾患治療チームは当センターが設立された1970年より診療を開始し40数年の歴史をもつ我が国では最も歴史のあるチームのひとつで、現在まで計9000例の心臓手術を行ってきました。特に、ここ10年の症例数の伸びは顕著で、カテーテル件数で1.5倍の年間400例、手術件数では2倍強に達しました。心房中隔欠損症に対するカテーテルによる閉鎖術例数の多さや、世界的に認められたいくつかの斬新な外科治療法の開発など、我々循環器チームは我が国の小児循環器治療を牽引する存在です。また、治療成績においても秀逸な成績を挙げ、全国的にも、世界的にも認められています。
 当センターの特筆すべきもうひとつの特徴は先天性心疾患の胎児診断例数の多さです。胎児診断された心疾患の新生児手術症例がもっとも多い施設で、今までは治療できなかった出生直後に死亡する最重症例を、正確な胎児診断をもとに計画的に治療にあたっています。平成15年から赴任され、無類の業績を残された心臓血管外科の麻生俊英先生が勇退され、平成30年9月から橘 剛が心臓血管外科部長に就任し新体制を発足致しました。今までの先人たちの精神を大事にし、こどもたち一人一人に寄り添う診療を心掛けたいと思います。同じ心臓病と言っても、それぞれ違います。最適な内科治療、外科治療などより良い医療を求めてゆきたいと考えています。           
循環器内科部長   上田 秀明
心臓血管外科部長  橘 剛  
2013-11-1ホームページをリニューアルしました。
地方独立行政法人
神奈川県立病院機構
神奈川県立こども医療センター

循環器内科・心臓血管外科

〒232-8555
横浜市南区六ツ川2丁目138-4
TEL:045-711-2351(代表)